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オリバ通信

2021年11月25日 / スタッフブログ

犬猫の真菌症(皮膚糸状菌症)

実は厄介な真菌症(皮膚糸状菌症)

皮膚糸状菌症とは?

真菌=カビ(の仲間)です。

カビが感染し、増えることで様々な症状を引き起こし、この症状を真菌症と言います。

主にマラセチア性皮膚炎皮膚糸状菌症の2種類のカビによる症状があります。

菌の特徴として、顕微鏡で見ると糸状の形に見えるため”糸状菌”→皮膚糸状菌症と呼ばれています。


免疫が下がって皮膚のバリア機能が落ちたタイミングで皮膚に侵入し感染します。
皮膚が柔らかい目や口、耳の顔周りなどに発症します。

他にも糸状菌症に感染している動物との接触が原因で感染もします。

 

 

<犬猫の皮膚糸状菌症になると?>

 

一般的に、免疫が弱い仔犬、仔猫や高齢の犬猫、環境などで免疫が落ちている子などが感染を引き起こす皮膚病です。

皮膚糸状菌(カビ)は生活環境下に存在にしており、犬猫の身体だけでなく、私たち人間の身体にも付着しています。
傷ついている皮膚(乾燥した皮膚など)から侵入して皮膚の細胞に入り込んだ糸状菌が増えることで、弱った毛がちぎれたり、脱毛します。注意が必要な子犬や仔猫はしっかり免疫がつく前に糸状菌症に感染した動物と接触してしまうと感染してしまいます。特に仔犬、仔猫は親や兄弟の多頭でいる事が多い為感染がしやすいと言われています。


<診断方法>

①ウッド灯検査 
ウッド灯検査は感染を疑う患者にライト当てると皮膚糸状菌が出す物質に反応して発光します。発光が身体に見られたら感染を強く疑えます。

ライトを当てる前



ライトを当てると

ライトに反応している部分が感染の疑いが強い患部です。

②被毛検査
被毛検査は感染を疑う部分の毛を採って顕微鏡で他の細菌の感染もないか確認する検査です。

③真菌培養検査
培養検査も同様に感染を疑う毛を採って、専用の検査キットに毛を入れて、細菌の増殖を確認します。

<治療方法>

①投薬による治療

内服薬として抗真菌薬、細菌の混合感染も見られる場合は抗生剤も併用します。

痒みがあれば掻きむしることで皮膚が炎症を起こすのを抑える為に痒み止めの薬も処方します。


②シャンプーによる治療

抗菌作用のある薬用のシャンプーを使って全身清潔に保つ治療。

毛が長く伸びて絡まった所に皮膚糸状菌症が感染していたらバリカンなどで毛を短くして洗いやすく、蒸れにくくする場合もあります。

△注意点

・シャンプー後に泡の洗い残し、半乾きなどがあると症状が悪化し、別の皮膚病を発症する場合があります。

しっかりシャンプーを洗い流して、毛の内側までタオルで拭き取りドライヤーで乾かして下さい。

・水の温度、ドライヤーの温度にも注意が必要です。温かい水や温かい風で乾かすと血流を良くしすぎてしまって痒みが増してしまい掻きむしって症状が悪化してしまうのでしっかり乾かして下さい。

 

 

<対策>

①免疫が落ちている時、体調が悪い時は、他の犬猫の接触を控える。

→ドッグランなどの不特定多数の動物との接触では、知らない間に感染している事があります。
一緒に住んでいる犬猫が発症していれば感染させるもリスクはあります。皮膚糸状菌症とわかったら他の子との接触はやめましょう。

 

②1週間に1回を目安にシャンプーで身体を清潔に保つ。

→シャンプーで菌が増えにくい皮膚の環境を作る。体表の菌量が少ない状態を保つ。

散歩後の足回りや、ご飯後の汚れた口周りも菌が増えやすい原因になるので、こまめに拭いてあげる事で清潔にする事も大切です。

 

 

最後に犬猫の皮膚糸状菌症は人獣共通感染症です!

人にも感染します!!!

 

感染部位のほとんどは動物に触れる(服から肌が露出している)腕や首です。

皮膚や毛を栄養として増える厄介な感染症のひとつです。

人では水虫と診断される感染症で、水虫の方は素足で犬猫を触らないようにしてください。

 

わんちゃん、ねこちゃん、人に感染しないためにも…

皮膚病にも沢山の種類があり、環境や身体の免疫、皮膚の状態によっては、放っておくと感染が速く広がったり、症状が悪化してしまいます。

 

身体を1日に何回も痒がったり、毛の脱毛、皮膚の赤みがあれば一度病院へご来院下さい

 

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