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オリバ通信

2025年06月08日 / 病気のあれこれ / 猫のよくある病気・疾患 / 皮膚科 / 感染症

猫のかゆみの正体はノミ?ノミアレルギー性皮膚炎のサイン|獣医師が解説

豊橋市、豊川市、蒲郡市、新城市、田原市、湖西市のみなさんこんにちは。
愛知県豊橋市のオリバ犬猫病院です。
今回は、猫の
ノミアレルギー性皮膚炎の症状と原因、当院での治療について説明をさせていただきます。

ノミアレルギー性皮膚炎は、ペットの皮膚病の中でもよく見られる病気です。特に猫や犬においては、ノミの唾液に対するアレルギー反応によって強いかゆみや皮膚の炎症が引き起こされます。



🔍 原因は「ノミの唾液」

この疾患は、**Ctenocephalides felis(ネコノミ)**によって媒介され、ノミが吸血する際に注入される唾液成分に対してアレルギー反応を起こすことで発症します。わずか1匹のノミでも症状が出ることがあるため、完全な駆除と再寄生の予防が重要です。



🐶 主な症状
        •       強いかゆみ
        •       背中や尾の付け根、首回りの脱毛
        •       赤み、発疹、かさぶた
        •       慢性化すると色素沈着や苔癬化(皮膚がゴワゴワになる)




💊 治療と予防のポイント

✔ ノミ駆除薬の使用

ノミの完全駆除が第一。動物に直接使う滴下タイプのスポット薬や経口薬が用いられます。

よく使われる駆除薬(滴下型):
        •       ネクスガードキャットコンボ→オススメ!
        •       レボリューション
        •       ブラベクト など

症状が重い場合や皮膚に炎症がある場合は、ステロイドや抗生剤の併用も検討されます。

✔ 環境対策も忘れずに

家の中や寝床にノミの卵やさなぎが残っていると、再感染の原因になります。こまめな掃除や、必要に応じて環境用駆虫剤の使用が必要です。



🔁 再発防止がカギ

ノミアレルギー性皮膚炎は再発しやすい病気です。症状がなくなっても月1回の駆虫を継続しましょう。特に猫では自分でグルーミングしてノミを取り除いてしまうため、飼い主が気づきにくい場合もあります。



📝 まとめ(Key Point)
        •       ノミアレルギー性皮膚炎は予防が最も大切です。
        •       ペットが室内飼いでもノミのリスクはゼロではありません。
        •       症状が出てからでは遅いので、定期的な駆虫と環境管理を徹底しましょう。



 

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