豊橋市、豊川市、蒲郡市、新城市、田原市、湖西市のみなさんこんにちは。
愛知県豊橋市のオリバ犬猫病院です。
今回は、犬の「細菌性膀胱炎」の症状と原因、当院での治療について説明をさせていただきます。
🐶【犬の膀胱炎】頻尿・血尿・トイレの失敗…それ、細菌性膀胱炎かも!
「最近おしっこの回数が多い」
「おしっこに血が混じってる?」
「トイレじゃない場所で排尿してしまった」
そんな時に考えられるのが、**細菌性膀胱炎**です。
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💡 細菌性膀胱炎とは?
尿道から膀胱へと細菌が侵入して起こる感染症です。特に大腸菌(E. coli)が多く、その他ブドウ球菌や腸球菌も原因となります。
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🐾 よくある症状
• 頻尿(何度も排尿姿勢をとる)
• 血尿(赤い・茶色い尿)
• 排尿時に痛がる・鳴く
• トイレの失敗(おうちで粗相)
• 悪臭のある尿
• 元気・食欲の低下
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🧪 診断方法は?
• 尿検査(顕微鏡・比重・pH・細菌の有無)
• 尿培養検査で原因菌を特定
• 必要に応じて超音波検査やレントゲンで結石や腫瘍などの鑑別も行います
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💊 治療方法
🔹 抗菌薬
• 原因菌に応じてアモキシシリン・セフポドキシム・エンロフロキサシンなどを選択
• 通常1〜2週間の内服治療で改善が期待できます
🔹 補助療法
• 痛み止めや消炎剤
• 再発予防として尿ケア療法食の使用
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🔁 再発することも…!こんな場合は注意
• 6ヶ月以内に2回以上の膀胱炎がある場合 → 再発性膀胱炎
• 無症状でも細菌が検出される場合 → 無症候性細菌尿(高齢犬に多い)
再発の背景には、膀胱や腎臓の基礎疾患、ホルモン異常、免疫疾患、結石、腫瘍などが隠れていることもあるため、詳しい検査が必要なこともあります。
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🏥 当院ではこのようなサポートをしています
✅ 尿検査・尿培養で原因をしっかり特定
✅ 抗菌薬の適切な選定と投与
✅ 必要に応じた画像診断(超音波・レントゲン)
✅ 再発を防ぐための生活管理・食事指導
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🐕 膀胱炎は放っておくと腎臓病のリスクも!
初期なら数日の治療で改善が見込める病気です。
症状に気づいたら、早めの受診が何よりも大切。特にシニア犬では慢性化しやすいため、定期的な尿チェックもおすすめです。
