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オリバ通信

2020年03月06日 / スタッフブログ

犬猫のワクチンの重要性と選び方

混合ワクチンで予防できる伝染病 今回紹介する混合ワクチンは任意ワクチンになりますが、トリミングサロン、ペットホテル、散歩、ドッグランなど犬猫同士で伝染するものを予防するために接種します。接種していることで症状を軽く済ませることもできるため、愛犬愛猫の命を守るという意味で混合ワクチンの接種をお勧めします。 ◉当院で接種できる犬のワクチンは6種混合ワクチンと8種混合ワクチンがあります 6種混合ワクチン ❶犬ジステンパー 感染した犬の目ヤニ、鼻水、唾液、排泄物との接触やくしゃみなどの飛沫物によって感染します。初期症状は目ヤニ、鼻水、発熱、食欲低下、嘔吐や下痢をします。重篤化すると麻痺や痙攣などの症状が出ます。 犬の致死率は50~90%と高く、発症すると有効な治療法はありません。完治しても、神経症状などの後遺症が出ることがあります。 ❷犬伝染性肝炎 犬アデノウイルスI型の感染によっておこる伝染病で、感染した犬の鼻水や唾液、排泄物に接触することで感染します。嘔吐や発熱、下痢、腹痛などの症状が表れ、軽症の場合は鼻水が出る程度ですが、重篤化すると肝臓の機能不全や低血糖に由来する神経症状が起こることもあります。また生後1年未満の仔犬が感染すると、全く症状を示すことなく突然死することがあります。 ❸犬アデノウイルス(II型)感染症 「犬伝染性喉頭気管炎」とも言われ、咳やくしゃみなど風邪に似た症状がみられ、肺炎を起こすこともあります。I型(犬伝染性肝炎)よりも症状が軽く致死率も低いとされていますが、他のウイルスや細菌との複合感染により症状が重くなり、死亡率が高くなる呼吸器病です。 ❹犬パルボウイルス感染症 感染した犬の便や嘔吐物に接触して感染します。激しい下痢や嘔吐、発熱、食欲不振、脱水症状などが表れ、重症になると血便が出ることがあります。また下痢や脱水の悪化によりショック症状を起こして死に至ることがあります。 伝染力が強く、死亡率の高い病気です。また妊娠中のメス犬が感染すると、流産や死産の原因になります。 ❺犬パラインフルエンザウイルス感染症 「ケンネルコフ」とも言われ、咳や発熱、鼻水などの重い風邪のような症状がみられ、単独での致死率はあまり高くありせんが、他の感染症との複合感染で症状が重くなり死亡することもあります。 ❻犬コロナウイルス感染症 感染した犬の排泄物を舐めたりすることによって感染します。成犬の場合は感染しても病原性が弱く軽度の胃腸炎で済むことが多いが、犬パルボウイルス感染症との混合感染では重症化することがあります。子犬の場合、嘔吐と重度の水様性下痢を引き起こします。 ◉8種混合ワクチンは上記の6種混合ワクチンにレプトスピラ(2型)入って8種になります。 外によく行くわんちゃんは8種混合ワクチンをお勧めします。 ■犬レプトスピラ症 病原性レプトスピラ菌に感染した動物の尿で汚染された土や水を口にしたり、また触れたりすることで感染します。腎炎や出血性胃腸炎など、痙攣や嘔吐、黄疸などの症状がでる人間にも感染する「人獣共通感染症」です。 当院では ❼「イクテロヘモラジー(コペンハーゲニ―)」発熱、嘔吐、黄疸、歯肉からの出血がみられる病気。 ❽「カニコーラ」発熱、筋肉痛、脱水症状などが現れ、尿毒症になり2〜3日以内に死亡することがあります。 2種類を予防できます。 ねこちゃんもわんちゃんと同じように混合ワワクチンを打つことで症状を軽く済ませる事ができます。 外に出ないねこちゃん、1匹だけで飼っているねこちゃんでも、感染している仔との接触がなくても人を経由して、ウイルスが室内に侵入する場合があります。 ねこちゃんはライフスタイルについてあわせて、予防する範囲を獣医師と相談してワクチンの選択をしましょう。 ◉3種混合ワクチン(完全室内飼い) ❶ネコ伝染性鼻気管炎 猫伝染性鼻気管炎は、ネコヘルペスウイルスにより発症する病気で、ネコちゃんの「風邪」ともいわれています。症状としては発熱、鼻水、くしゃみ、目ヤニ、食欲不振などがみられ、症状が慢性化する場合もあります。 ❷ネコ汎白血球減少症(猫伝染性腸炎) ネコ汎白血球減少症は、ネコパルボウイルスにより発症する病気で、感染力が強く、子猫ちゃんが感染し発症した場合に重篤となることが多い病気です。症状としては白血球の減少、食欲不振、発熱、激しい嘔吐、下痢などがでます。死亡率の高い病気になります。 ❸ネコカリシウイルス感染症 ネコカリシウイルス感染症は、くしゃみ、鼻水、咳、発熱といった猫伝染性鼻気管炎とよく似た症状がみられます。さらに症状が進むと、舌や口の周辺に潰瘍ができます。 ◉5種混合ワクチン(3種混合ワクチンに下記の2種類が追加されます) ❹ネコ白血病ウイルス感染症(FeLV) ネコ白血病ウイルス感染症は、白血病やリンパ腫など血液系の腫瘍を発生させることで 知られています。また、感染したネコちゃんの免疫力を低下させるため、貧血や腎炎、口内炎などさまざまな症状を引き起こし、重症化します。約20頭に1頭が感染していると言われ、3年以内に80%が亡くなっている感染症になります。 ▲感染してしまうと根治する治療法がない病気 ❺クラミジア感染症 クラミジア感染症は、クラミジア菌の感染により発症する病気で、主な症状は持続性の結膜炎です。その他の症状として、くしゃみ、鼻水、咳などの症状がみられることもあります。 飼育環境、感染リスクを踏まえた上でワクチンを選択しましょう

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